2部BAND OBG ESSEY No.4
今回の登場は上田貴宏さんです!! 上田さんは高校時代にトロンボーンを担当されていました。 現在でも二部生に関わるお立場におられ、自主的に個性的な活動も されています^_^ 〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜 平成20年卒の上田貴宏です。 現役時代はトロンボーンを吹いていました。 細々と。 いつも楽しみにこのエッセーを拝見していたので、いつか機会があるかなとは思っていたのですが、こんなに早くお鉢が回ってくるとは……。 光栄に思い、謹んでお受けしました。 私も他のOBGの方々同様に近況を少し。 私はいま、自分の劇団を設立して、そこで代表をしています。 主宰は別にいます。 看板役者も別にいます。 じゃあ何を代表しているんだと。 もう自分自身が世間に聞きたいぐらいです。 まあ「何か不祥事があったときに捕まるのが僕」というぐらいの認識でやっています。 最近JA○RACも厳しいので……。 私は役者ではなく、脚本・演出を主に担当しています。 といっても、どこかでイロハを教わっていたわけでもないので、全て手探りで行っております。 先日も昔懐かしい橿原文化会館(小ホールですが)で公演をしたのですが、もう一日中バタバタと。 やはり、スタッフが少ないのがキツいですね。 いま吹奏楽部では、4年生が引退して人数が減ったところでしょうか。 ある3年生が今後の意気込みを語ってくれたことがあるのですが、やっぱり今は寂しいという気持ちが大きいとこぼしていました。 私も行事の際ぐらいで、日頃顔を出すことは少ないのですが、特にこの時期はOBGから盛り上げていきたいですね! さすがに若さでは現役にかないませんので、自分の“経験”というものを伝えていけたらいいなと思います。 今までちょっと遠慮してる部分もあったのですが、年長者の話を聞いて「なに言ってんねん」と思うことも一つの「経験」なのかなと最近思うようになりました。 いや決して僕はそんなこと思ったことはないです。 はい。 でも本当に、あとになって痛感した教えもたくさんあります。 大先輩もたくさんいらっしゃる中で恐縮ですが、私も先日25歳を迎えました。アラサーです。 衝撃です。 不安と期待……いや、不安だけですね。 不安のみを持って寮の門をくぐったあの日からもう10年だなんて。 まだまだ若輩者ですが、だんだんと「伝える側」