2部 BAND OBG ESSEY No.36



今回の登場は山下(旧姓 鵜山)愛さんです!!
山下さんはホルンを担当、キャプテンとしても活躍されました^_^

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皆さんこんにちは!

平成19年度卒業生の山下(鵜山)愛です。

パートはホルンで、キャプテンを務めさせていただきました。

高校卒業後から憩の家で看護助手として勤めており、現在は育児休業中です。

今回初めてのエッセイで何を題材にしようか悩みましたが…ここはやはり、現役時代の思い出のひとコマをチョイスさせていただきたいと思います!

二部バンドの思い出はどこを切り取っても語りつくせませんが、今回書かせていただくのはその中でも私がキャプテンとしてのピンチに直面した時の話です。

前の四年生が引退され新体制が立ち上がってからしばらくした時、あまりにバラバラなバンドの状態に見かねた竹内先生が、私たち四年生を集めて

「今の幹部を解散してもう一度幹部を選び直せ」

と言ったのです。

私はショックで頭が真っ白になりました。

その週の日曜日、四年生全員で詰所に集まり話し合いをしました。

私はてっきり幹部が選び直されると思っていましたが、幹部以外の16人が出した答えは「幹部は選び直さない」でということでした。

私はすごく驚きました。

理由は「自分達が選んだ幹部だから責任を持って四年生全体で支え、まず四年生が一つになることでバンドを一つにしていこう」というものでした。

とても嬉しかったし、すごく感動しました。

正直、竹内先生に「このままでいきます」と言うのはかなり勇気がいりましたが、四年生全員で思いをぶつけると、

「わかった。自分達で話し合って決めたなら、幹部もサポートする側も責任を持ってしっかりやれよ」

と了承して下さいました。

そして新たな気持ちで私たちは再スタートしたのです。

キャプテン経験者で「キャプテンやめろ」という竹内先生の喝!を受けた方は他にもおられるかもしれません。

が、幹部を解散しろと言われたのは後にも先にも私たちだけではないでしょうか…?

キャプテンとしては不名誉な歴史かもしれませんが、それ以上に仲間の気持ちが嬉しかったのでこの機会にエッセイにさせて頂きました。

これもまた竹内先生の愛のある喝!だったのではないかとポジティブに受け止めています(笑)

この一件以来、人数も多く個性も強く衝突してばかりでまとまりがないと言われても仕方ないこの学年に、上っ面だけではない何か絆のようなものを感じました。

色んな事を乗り越えて皆で迎えた卒部式は涙々の感動のフィナーレになりました。

おかげで卒業してからも誰かが天理に来る、誰かが天理を離れるといった度に集まっては飲み会をしたり、それぞれ忙しくてなかなか会えなくても吹部同窓会のグループLINEで近況を報告しあったりして、なんだかんだで今も楽しくやっています。

この年になり、友だちは一生の財産だとつくづく思います。

出会わせてくれた二部バンド、思いっきりぶつかり合わせて下さった竹内先生、共に泣き笑い最後まで支えてくれた同級生の仲間たちに感謝感謝です!

長くつたない文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

また部室でお会いした時は、お声かけ頂けるととても喜びますのでよろしくお願いします。

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こちらこそありがとうございました‼︎

同じ青春を過ごした仲間たちは一生の宝物ですね^_^

それもこれも、やっぱりキャプテンのおかげです‼︎

さて次回はどなたが登場するのでしょうか⁇
どうぞ、お楽しみに!!

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